読んだきかっけ
森永康平氏のYoutube を見てたら、本の宣伝をしていたので購入してみました。
www.kinokuniya.co.jp
感想
お金の基礎知識だけではなく、経済や議論をする重要性を知ることができ、素晴らしい本だと思いました。
国を変えるために個人ができることとは?
何をすれば世の中を変えることができるのでしょうか?それはまずは一人一人が経済や政治に興味を持つことことから始め、少しでも行動したり発信したりすることが大事だと考えています。
一人が発信したところでそれは意味がないかもしれませんが、それが少しづつ積み重なって大きな波が生まれます。
不景気時に増税をするというような異常な経済政策が続いている。最近は物価高騰で家計が非常に苦しい。
それにも関わらず消費税の減税をしない岸田内閣に国民はそろそろ声を上げるべきだと思う。
一人が声を上げても意味のないように感じるが、声を上げ少しでも政治経済に興味を持つ人を増やし、失われた30年を40年にしないようにしたい。
言うまでもなく、自民党政治の責任だ。
しかし、自民党政治をサポートしているのは、国民であると思う。
選挙で議員を選んでいるので、経済や社会が分からない人達を政治家として送り込んでしまっているのは国民の責任であると思う。
選挙に行っていない人は「俺たちは投票してないから関係ない」と思わないで欲しい。
選挙に行かないとは、自分の意見を示さずに集まった票の中の多数に賛成しているとことである。
つまり、選挙に行かない人たちも自民党政治を支持しているのだ。
※「誰も教えてくれないお金と経済のしくみ」では少子高齢化について深く取り扱ってはいません。
あなたが国の政策を決める立場にあったとして、「失われた30年」となってしまった日本経済を再び回復させるために、どのような政策をとりますか?
消費税の廃止と社会保険料の減免。
消費税がもたらしたサイクルについて考えてみる。
消費税により物の値段が上がる。
物の値段が上がれば、消費者は購入をためらう。
消費がされなければ、企業の売り上げは減る。
企業の売り上げが減少すれば、給与も減る。
給与が減れば、商品の購入をためらう。
つまり、消費税によって、給与が減少し、消費が冷え込んだと言える。
日本のGDPの約6割は個人消費である。
テレビを見ているとコロナ制限が解除されて外国人観光客が増えたことを喜んでおり、日本はインバウンドで成り立っているかのような印象を受けるが、日本は内需の国なのだ。
日本経済において重要なのは個人消費で、それを抑えている主な原因の一つが消費税であると思う。
参考